ワードロゴデザインとシンボルマーク(ロゴマーク)の違いとは何!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

目次

ワードロゴって知っていますか?

 

ロゴは総称であって、実際はロゴと言う一つの形があるわけではないと思います。

 

今日は最近制作した「ワードロゴ」をご紹介しようと思います。

「ワード」つまり「文字」だけでその企業のシンボルを表す。

 

「ワードロゴ」で代表的な会社を挙げるとすると、「Yahoo!」でしょうね。

 

日本の代表的なワードロゴのヤフージャパン

日本の代表的なワードロゴのヤフージャパン(ヤフーの登録商標)

 

他にもパッと思いつく名前は、「ドトールコーヒー」などでしょうか?

ドトールコーヒーのワードロゴ(ドトールの登録商標)

ドトールコーヒーのワードロゴ(ドトールの登録商標)

 

有名企業ではコカコーラもワードロゴですね。

コカコーラのワードロゴ(コカコーラの登録商標)

コカコーラのワードロゴ(コカコーラの登録商標)

 

他にも数多くの「ワードロゴデザイン」が存在しています。

 

ドトールコーヒはシンボル化したロゴもありますが、基本はワードロゴです。

コカコーラにはシンボルは見当たりませんので、純粋なワードロゴデザインと言えるでしょう。

 

ちなみにシンボルとワードロゴが合わさったものも数が多く、逆にシンボルのみオリジナルでワードは既存のフォントを使用している場合も数多く見受けられるようです。

 

シンボルはオリジナルですが、ワードに関しては一般的なフォントを使用しているケースです。

 

私が提案するロゴも比較的このパターンが多いように思います。

 

ランサーズでもクライアントがいくつかのロゴのパターンを提示する場合がほとんどで、この案件もクライアントは「ワードロゴ」を希望していました。

 

一言付け加えておきますが、足掛け3年間という短いキャリアの私でも、クライアントがワードロゴを希望していても、シンボルマークやエンブレムロゴなどの提案でそちらが当選することもあることは頭に入れておいた方が良いかも知れません。

どういうことかというと、クライアントがランサーズでイメージとしてワードロゴを選択していても、当選した人のデザインは必ずしもワードロゴでは無いというケースを数多く見てきました。

クライアントが気に入れば、何でもアリということですので、あまり最初クライアントが提示してきたイメージに固執しすぎない方が良いと思います。

 

Asulead-01-04

 

 

私がワードロゴを制作する場合は、主に2通りのやり方があります。

 

一つ目は全くの書き下ろしで、まず正方形や縦長の長方形などで枠の大きさを決めたりラインで上下幅を決めたりする方法です。

 

次に四角ツールや円形ツールで英文字を一文字づつ制作していく方法。

つまりフリーハンドでワードを書いていくやり方という方法になります。

フリーハンドといってもイラストレーター上でパスや初期設定の形を使用して組み合わせることが多いです。

Asulead-01-03

 

 

 

 

 

 

2つ目は、今回紹介しているワードロゴタイプの制作方法になります。

 

既存の著作権フリーのフォントで書いたものを、Illustratorでアウトライン化して、パスを変形させたり、新しく加えたりすることで完全なオリジナルのワードにしていく方法です。

 

Asulead-01-02

 

2つ目の方法は書き下ろしが苦手な人でも、シンプルで比較的美しいワードロゴに仕上げられると思います。

 

このデザインで言うと頭文字のAに可愛らしいハートを加えたり、長すぎる文字はパスを使って高さ調整などをして調整しています。

 

最終的にすべての文字をいじっているので、完全なオリジナルということが言えるのでは無いでしょうか?

 

クライアントの中には、ロゴが決まっら、次に商標登録を取る場合があるので、著作権に引っかかるようなフォントをそのまま使用したりすると後で厄介な問題になるので、気をつけなければなりません。

Asulead-01-01

まとめ

いかがでしたか?

本日の記事に出てきたワードロゴは比較的人気があるようです。

何といってもシンプルなのが素敵ですよね。

私も個人的はワードロゴは好きです。

作るのは難しいと思いますけどね。

ただ、プーマというスポーツブランドのようなピクチャーロゴも好きなので、シンボルが無いと表現できないものもありますよね。

 

プーマのワードロゴ(プーマの登録商標)

プーマのワードロゴ(プーマの登録商標)

 

皆さんも日常生活中で、見慣れた企業のロゴなど良く観察してみると意外な発見があるかも知れません。

またその企業の歴史やコンセプトも反映されたりして面白いです。

皆様のデザインライフのお役に立てるような記事であれば幸いです。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

目次

ページ上部へ戻る