僕がAdobeと初めて出会ったのは1993年頃だったと思います
目次
僕と Adobeの歴史
個人的なAdobeとの関係における歴史について触れておこうと思います。
私が最初にAdobe製品と出会ったのは1993年ごろだったと記憶しています。
そのころはパソコンという言葉は日本ではあまり日常的に聞く言葉では無かったと思います。
専門の業者さん達の世界はさておき、パソコンと無縁の仕事をしている人たちにとってはという話ですが。
そんな時代にどうやってパソコンを扱い始めたかというと、あるアメリカからのダイレクトメールがきつかけでした。
ダイレクトメールの内容はシャンプーの売り込みだったのですが、その人は同郷の方でアメリカで起業している方でした。
そのシャンプーのサンプルが送られてきたのをきっかけにその人との縁ができ、その方がアメリカから故郷の宮崎県に帰省し、コンピューター関連の事業を始めたのです。
アップルコンピューターとの出会い
アメリカではその当時アップルというメーカーがホームコンピューター、今ではパーソナルコンピューターと言われ、パソコンという呼び名で慣れ親しまれておりますが、アップルのマッキントッシュというパソコンを使用していたそうです。
私は友人となったアメリカ帰りの方が「アメリカのパソコン事情、インターネット事情」について熱弁する姿を見ていて「これからはパソコンの時代が来てインターネットの時代になると思い、よし!パソコンを導入しよう!」と思いました。
必要なものを全てリスト化してもらい、見積もりをとりその当時経営し始めたばかりの美容室の一角にパソコン用のデスクを設置しアップルコンピューターのパフォーマを設置するに至りました。
AdobeのIllustratorとPhotoshopを知ったきっかけをお話ししようと思います。
その時、彼がAdobeイラストレーターとフォトショップのコピー品をおまけに付けてくれたのがAdobeとの出会いとなりました。
いわゆる海賊版ですね・・・
フォトショップはまぁ直感的に扱うことが出来ましたが、イラレに関してはパスの扱いが難しすぎて、宮崎市内のデンソーが開催していた、イラストレーター教室に通う事にしました。
その当時の妻の兄が東京でAdobeイラストレーターをセツ・モード美術専門学校で講師として教えていた関係で、イラレのバージョンアップのコピー品をCDに焼いてもらい、シリアルナンバーをメモしてもらって郵送してもらいながら使用していました。
デンソーの教室で基本的なイラレの扱い方(特にパスの操作方法が一番苦労した)をある程度覚えたものの、コピー品のバージョンアップでは何かとわかりずらく、その度に義理の兄に電話でサポーしてもらいながら悪戦苦闘をしていました。
美容室を経営していたので、イラレやフォトショはDMや名刺、ポップ、チラシ、タウンページの広告や地方紙の広告などに使用していました。
Adobeサポートが受けられない苦しさ
Abobeのダイレクトサポートを受けたくても違法コピーした海賊版を使用していた私は、シリアルナンバーを登録すると、兄とかぶるためそれも断念せざるを得ない状況が続いていました。
正規版を購入しようと思うと7万円〜10万円していましたので、そこまでの大金は出しませんでした。
まだ当時はその程度の価値観だったと反省しています。
それから30年近くの歳月が流れ、2013年5月6日に、Creative SuiteはCreative Cloudに移行することが正式発表され、Creative Cloudに一本化された。
現在Adobeからのサービス提供には昔の買取版とクラウドの両方があるようですが、お勧めはもちろんクラウドサービスです。
私はこの2つのサービスで後者のクラウドサービスをオススメするのは、やはり昔も苦労したバージョンアップやそれに伴うバグの修正など全てが自動的に行われる点が最も大きいと思います。
バージョンアップは自動を選択しておけば、タイムリーに通知が来て、直ぐにバージョンアップすることもできるし、作業中でメモリを使いたくない場合は、寝る前に全てをアップデートするボタンを押しておけば、寝ている間に全てのバージョンが最新のものに入れ替わります。
OSが無償でどんどんアップデートしていく時代ですから、それに見合ったバージョンのアプリを使用していかないと不具合が必ず出てきます。
Adobeのバージョンアップでは古いバージョンを残すことも出来るし、古いバージョンを廃棄し新しいバージョンのみをHDに残せば、それだけ余計なデータは無くせますので、HDを有効活用できます。
チュートリアルを使用すれば、最新のバージョンの動画解説もちろん日本語対応で、親切に基本操作についてレクチャーしてくれます。
まとめ
もうかれこれ30年近く前の話になるので、明確に思い出せないことろもいっぱいありましたが、ざっくりとこんな感じでAdobeと出会いMacと出会いながらコンピューターを使用したデザインの世界に触れていくことになりました。
年数はこのように古くから使用していますが、スキルは初心者レベルだと思いっています。
なので超・初心者の皆さんに拙い知恵を与えることができれば幸いであると思っています。
皆さんもぜひ新しいことに挑戦してみてください。
時間が経った時に、「あ〜人生には無駄なものは何もなかったんだ」ということに気がつく時が必ずきます。
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