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Vo.l3.AdobePremier映像編集!?自動保存機能!
※記事が長いので目次を利用して、興味関心のあるところから読み進めてくださいね。
目次
前回のおさらい
Mavic Miniでドローン撮影した動画をAdobe Premiere Proに読み込んで、必要なところにインポイントとアウトポイントをクリックしながら、お好きなシーンを切り抜く作業を説明しました。
そして必要な箇所はドロップ&ドラッグでタイムラインに読み込む作業についても説明しました。
分かりにくい場合は、自分の撮影した動画を実際に読み込んでみて、私と同じ作業をしてみてくださいね。
今日は、編集作業に入る前に自動保存機能について説明します。
図の赤枠のフォルダーは私が作成したわけではありませんが、自動的に生成されたフォルダーです。
プレミアの新規プロジェクトを作成した時点で、自動的にこのようなフォルダーが作られ、自動的に一定の周期で保存されていく仕組みがあります。
万が一の時に備えて、親切にもこのような自動バックアップ機能がついています。
それでは、自動的に生成されたフォルダーの中身を見てみましょう。
いつの間にか、4つのファイルが自動生成されていました。
赤枠を上から順番に説明します。
ファイル名と、語尾に2020年3月18日21時48分34秒と書いてあります。
(表示は数字とハイフンなどで年月日は入っていません。)
その下のファイルは、同じ日付の22時4分2秒ですから、約16分後に自動保存されていることになりますね。
次のファイルは、22時42分40秒ですので、約38分後に自動保存されています。
平均でも約20分程度の周期で自動保存が行われていることになります。
自動保存された一つのファイルは80KB程度の容量なので、仮に100個自動保存されても、8000KB=8MBですので、そんなに大きい容量では無いようです。
(但し中身の動画ファイルや読み込んだ静止画ファイルはここには含まれていません)
制作時間にもよりますが、仮に20分おきに自動保存されたとしても、100個×20分=2000分÷60分=33時間です。
一日8時間作業して、4日分です。
データーを守る保険としては素晴らしいバックアップシステムだと思います。
皆さんは何か作業の途中でパソコンや使用中のアプリがフリーズした経験はありますか?
私は、数え切れないくらいあります。
それもかなり熱中してしまって、作業が一気に最終段階まで進んでしまっていたときに限って、フリーズ・・・
その間数時間の作業中に一度も手動保存していなかったことも多々あります。
そんな時には、もうどうしようも無いので、仕方なく強制終了・・・してそれまでの苦労が水の泡・・・
なんて経験が山ほどありますので、この自動バックアップはかなりありがたいシステムだと感謝しています。
少し前と言っても10年以上前は動画の編集などかなりメモリに負担がかかる作業でしたので、作業の途中にクラッシュすることが多々ありました。
メモリもせいぜい8GBしか積んでおらず、フォトショップとイラストレーターとプレミア(または他の動画編集アプリ)と言う具合に3つ以上のアプリを使用していると、単純に8÷3=2.6GBのメモリ割り当てしか無いわけですから、クラッシュして当然ですよね?
皆さんはどんな環境で作業していますか?
現在の私の環境は、Mac OS10.15.3で、SSD500GBです。
メモリは16GBで、クアッドコアi5の2.4GHzです。
データーは、先ほど話した苦い経験から、icloudやDropboxなど複数のクラウドにバックアップを取っています。
念には念を入れてみたいな・・・
今のところ、先ほどの3つ以上のアプリを立ち上げつつ、こうしてブログを書いていても、ほとんどストレスを感じませんし、アプリやシステムを強制終了させることも皆無に等しくなりました。
動画を編集する環境として、メモリ16GBは最低でも欲しいところです。
それから保存先はHDDよりもSSDが作業効率がかなり早くなりますのでおすすめです。
では本日も(3)Mavic Miniで撮った映像をAdobe Premiere Proで編集の続きを書いて行きます。
前回の動画では、メディアブラウザーに読み込んだ画像(左下のエリア)をダブルクリックすると、上段のソースモニターに反映され、そこで必要なシーンと不要なシーンをインポイントとアウトポイントで選択するお話をしました。
図の赤枠の左側から説明します。
今話したように、インポイントとアウトポイントで選択されたシーンが一番左の赤枠で、グレーになっています。
その右側赤枠のフィルムのような形をしたボタンは、「映像のみ」が選択できると言う意味です。
MavicMiniで撮影した動画には、このように映像のマークしか出ませんが、普通の動画収録では音声も記録されているため、この映像マークの隣に音声マークも出てきます。
この映像マークの左に薄く音声を表すギザギザマークがありますが、グレーで選択できない状態ということは、この映像データーに音声が含まれていないことを意味しています。
今回はそう言う理由で、映像マークのみですから、ここをドラッグ&ドロップで右下のタイムラインに入れると、右下の赤枠のようにインポイントとアウトポイントで選択したシーンのみ反映されることになります。
この作業を繰り返し、タイムラインに気に入ったシーンだけを繋いでいきます。
インへ移動とアウトへ移動
次にインポイントとアウトポイントへの移動方法ですが、一度選択したシーンをもう少し長くしたい、あるいはインポイントまで戻って、もう一度選択したシーンを見ながら、アウトポイントを変更したいと思うことがあります。
そんな時に便利なのが、この「インへ移動」と「アウトへ移動」ボタンです。
次の図を見てください。
左側の赤い枠は、「インへ移動ボタン」 と 「アウトへ移動ボタン」 です。
それぞれショートカットもありますので、覚えておくと便利です。
インへ移動は「シフト+i」アウトへ移動は「シフト+o」となっています。(Macの場合)
それぞれのボタンの上にカーソルを当てると自動で表示されますので、見ながら覚えてみて下さいね。
選んだシーンを変更しない場合は、右側の赤枠を押してアウトへ移動し、続きの編集作業に入ります。
左上段のプレイボタンを押して再生しながら、インとアウトで新しいシーンの選択作業に入ります。
次に選択したいシーンはドローンで後ろに流れるように引いていくシーンですので、ブレているところなどを外して、滑らかに動き出すシーンを見つけてインポイントをマークします。
切り抜きたいシーンの始まりが「インポイント」終わりが「アウトポイント」とおぼえておきましょう。
そこから次にドローンがホバリングして映像の動きが止まる直前のシーンまでをアウトポイントでマークして、選択したシーンをタイムラインに挿入し繋ぎ合わせます。
この時に左側の上段がソースモニターで、映像の中央をドロップ&ドラッグでタイムラインに挿入します。
この方法は、先ほど説明した、フィルムマークからの挿入方法と違うやり方ですが、結果は同じことになります。
(但し音声が付いている映像の場合は、音声も一緒について来て、タイムラインに反映されることになります。)
逆に、音声入りの映像の場合はフィルムマークの隣のギザギザマークだけをドラック&ドロップで、音声のみをタイムラインに挿入することもできます。
では図を使って説明します。
上図の左の赤枠は新しくイン&アウトにて選択したシーンです。
斜めの赤いラインは先ほどの説明通り、左側上段のソースモニターの映像を直接ドロップ&ドラッグでタイムラインに挿入し、右下の大きな赤枠は、新しく選択されたシーンが繋がれている状態を示しています。
右上段のプログラムモニターに映っているシーンが実際に書き出す新しい編集済みの映像になりますので、右上の赤枠の三角マーク(プレイボタン)で今まで選択した2つのシーンを繋いだ状態で視聴が可能となります。
何度か見直しながら、やり直す場合は、タイムラインのシーンを選択してdeleteキーで消去して、やり直します。
まとめ
今日の解説はいかがでしたか?
自分でも書いていて驚くことがあります。
それはいろんな機能や方法について全てを書くことが難しいということです。
映像の編集というテーマなので、もっと先に進みたいのですが、細かな説明と画面キャプチャーを繰り返しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまうことに驚いています。
最初はさくっと説明するつもりだったのですが、もし読者の中に、本当にプレミア触ったこともない人や、これから始めようと購入したばかりに人がいたら・・・と思うと、あっ!これも説明しておいた方が良いかな?
これ知っとくと便利かな?
なんてきりがないくらい思うところが出て来てしまいます。
そんなこんなで、全然編集シーンが進まない感じですが、後々を考えても細かく丁寧に書いておいた方が「超初心者にとっては」役に立ちそうな気がしています。
今日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。
皆様のお役に立てるようこれからも記事を書いていきます。
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