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- ランサーズデビューして幸運にも2度目に当選したロゴを紹介します!
ランサーズのコンペでは100人を超えるランサーが提案を繰り返し壮絶な戦いを繰り広げています。
そこにはほとんどの場合、勝者と敗者が生まれてきます。
勝因は分析するのが難しいことですが、必ずクライアントの意思決定があったことだけは確かな事実だと思うのです。
目次
今回ご紹介します、ロゴコンペでの当選作品は意外な勝因で選ばれたものなのです。
通常はイラストレーターで作成し、ロゴはjpgファイルとして、他にも名刺や看板を想定したCGによるMockup画像をjpg画像として複数枚まとめて提案することがほとんどです。
イラストレーターのロゴはフラットなイメージでの提案が多いのですが、想定画像であるMockupは次にお見せするようなリアルなCGとなっています。
このCGが気に入って当選に直結することがありました。
私が最も好む質感で、メタリックな切り文字看板風のMockupによるグラフィックでした。
提案は第一案でストレートに当選し、多くの場合はクライアントがお気に入りの星を1〜3つつけたり、微調整や修正などあります。
しかし、この案件は締め切りから何にも音沙汰なく、忘れたころに当選が決定された案件でした。
忘れたころといっても、ランサーズに決まりがありますので、あまり長い時間当選者を決定しないと、自動的にクライアント都合のキャンセル処理がなされて、参加者全員に当選金が均等配分されてしまいますので、1ヶ月前後だったように記憶しています。
このコンペで、私はイラストレーターのアウトラインでシルエットを描き、pngファイルをフォトショップで読み込み、フリーのモックアップ複数アレンジして提案したものがこちらです。
図はその時の一つで、カラーバリエーションとして白い羽を描いたものです。
王冠や羽は0から制作する力量がない私には、フリーのイラストなどをアレンジしたり修正する場合も多く、この王冠や羽もフリー素材をオリジナルに書き換えたものです。
詳しく説明すると、著作権フリーのaiファイルで王冠など数多く出回っていますので、イメージに合うものをダウンロードしてイラストレータに読み込みます。
ダウンロードしたファイル形式がaiファイルなら、そのままダブルクリックして立ち上げて編集します。
EPSファイルの場合は、イラレを先に立ち上げて、「開く」から目的のEPSファイルを読み込みます。
パスで編集できるん場合は、そのまま、自分のイメージに合わせてパスを変形させます。
複合化されていたり、レイヤーでグループ化されていたりしている場合は、解除して編集します。
クライアントの半数近くはロゴデザインに高級感を求められることが多いように思います。
そんな時は、お店で差し出すメニューブックの表紙をイメージした、高級感のあるモックアップを提案します。
これも気に入ったフリーのモックアップですので、多くのランサーが使用していると思います。
ランサーズのクライアントが選択しているイメージ詳細で高級感がマックスだったりする場合にも、こういうメタリック調の質感でプレゼンすることが多いです。
これは、社章のイメージで提案したモックアップです。
このようなデザインの種類はエンブレムと言われるもので、代表的なものがスターバックスです。
エンブレムデザインはフレームのようにデザインを囲んで表現しています。
またお客様のキープしたボトルにラベルとして使用するようなコメントが詳細に書いてありました。
こういう素材の背景にスーツの画像と組み合わせてよりリアルな社章などを演出することもあります。
例えば、今回当選に結びついたシルバーの金属でできたようなモックアップの背景画像をスーツの生地を入れ替えると、社章がよりリアルな感じなります。
ちょっと作ってみましょう・・・
このコンペでは提案しませんでしたが、このブログ用に。
ちょっと不自然でしたね。
このモックアップは、この記事の最初に出てきたものと同じものです。
このように背景を変えたり、ロゴを回転させて縮小したりすると別の想定画像のように見えます。
クライアントのイメージや求めるものに合わせて、実際に私の提案したロゴを採用した場合は、こんな応用も可能です、その場合はこんなイメージなると思いますよ・・・と。
そんな風に提案してみると良い結果に繋がるかも知れません。
話をコンペの時に戻します。
私は、この時初めてエンブレムロゴデザインがカッコイイと思えました。
エンブレムデザインで当選したので、好きになったという単純なものです。
多くのクライアントがスターバックスのエンブレムを好む理由も理解できるようになりましたね。
やはりエンブレムデザインとは何か?を研究したというか、他の人の価値観を理解したということでしょう。
この時点では、50代にして転職し、ロゴデザイナーとしてランサーズデビュー後3ヶ月の間に200を超えるロゴを制作していました。
200個作って2つの当選・・・
多くのロゴデザインコンペに参加し、才能の無さを嘆き、悲しみ、落胆し自己卑下しながらも、ある朝目が覚めると、気を取り直し天を見上げ再挑戦の決意をし腕を磨き続けていく日々が続いて行ったのでした。
この時にクライアントに最終的に納品したデザインは、イラストレーターで制作したフラットデザインです。
モックアップは参考資料として差し上げることはできますが、実用性が無いので、あまり意味がありません。
まとめ
ランサーズなどのデザインコンペでは、バリエーションが大事だと思います。
デザインそのものも、もちろん大事ですが、そのデザインを実用化した場合のイメージを一緒に提案してあげると、クライアントとしてはより現実味を帯びてくると思いますし、想像しやすいと思います。
落選が長らく続いていた時に、当選者から学び、落選者から学び、「我以外は皆師である」という信念の元に研究に、研究を重ねて得た知恵がそれでした。
まねる=まなぶ
真似ることが、学ぶの語源であるという説もあるくらいです。
私は落選が続いている中で、素直な気持ちになって成功しているランサーから謙虚に学ぶことを覚えました。
皆さんもぜひ、新しいことに挑戦しつつ、上手くいかない時にも、ただで転んでたまるか!というバイタリティを持って頂きたいと思います。
皆様の人生の糧になるような記事なっていれば幸いです。
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