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シンボルの謎バイブル (GAIA BOOKS)によれば、「古代エジプト人にとってアンクは非常に多くの意味を持っているが、主として生命に関係しているようです。

 

水や空気など生命に不可欠な元素を指すと同時に、多産や死と死後の世界の神秘も表しています。

 

エジプトの壁面には神々がファラオや王妃の鼻の前にアンクを突き出している情景がよく描かれていますが、それは生命の呼吸としての空気を象徴していると言われています。

 

またアンクを信じる者は1度だけ生き返ることができるとも言われていたようです。

 

一度だけ生き返るとは、1度は死ぬという意味ですね?

 

世界中で報告がなされている臨死体験というものがありますが、体験者の多くは花畑や、大きな川があって向こう側に先祖がいたとか、こちら側から誰かが呼んで目が覚めたなどという報告が、言語や宗派を超えて古今東西で話を合わせたかのように報告されています。

 

いわゆる心肺停止状態で脳も機能していないのに、鮮明な記憶が残っているようです。

このアンクに秘められた、アンクを信じるものが一度だけ生き返ることもに通じるような・・・

 

古代エジプトではそうした蘇りを信じ、またそういう希望を「アンク」というシンボルマークに託していたのかも知れません。

 

 

企業ロゴも然り、きっと未だ見ぬ未来への栄光をロゴマークに託しているのでは無いでしょうか?

 

_Ankh

 

以下はウィキペディアからの参照文献です。


“アンクの力を信じる者は一度だけ生き返ることができると信じられていました。

 

アンクは、現世(此岸)と来世(彼岸)の間にある「境界」を無事に超えるための、通行証であるとも言われています。

もともと「 Ankh 」という古代エジプト語自体が生命を意味しており、生命的宗教的象徴とされていました。

 

ヒエログリフにおいては Ankh や Anx 音を表す文字としても用いられており、ツタンカーメンも Tut-ankh-amen の ankh の部分にこの文字が用いられているようです。

 

ラテン十字の上部がループ状の楕円となった形状をしており、サンダルの紐を模ったものとも言われる(早稲田大学古代エジプト謂査隊「この文字の形は、サンダルの鼻緒の結び目を表わしており、これがアンクという音を持っていたことから、同じアンクという音の生命の意味も示すようになったそうです。

 

アンクは基本的にシルバーでできていることが多いため、綺麗にしていないと錆びてしまいます。

 

現在のエジプトではエジプトの象徴であるとも言われているようですね。

まとめ

 

非常に興味深い内容だと思いました。

 

現在の科学では一笑に付されてしまうようなことも、純粋な信仰心のあった時代には多くの人が当たり前にように信じていたのかも知れません。

 

何かも科学で解明できないことを嘘だと決めつけ、真実では無いというようになった現代において、この昔話とも言えるような話を皆さんはどう思いましたか?

もし目に見えないものや科学で証明されないものが嘘だとしたら、愛というものは存在しないのでしょうか?

 

優しさはどうでしょう?

 

親切は科学で証明できるのでしょうか?

 

勇気はどうですか?

 

夢や希望は?

 

全て目に見えないものばかりですが、人生にとってとても大切なものであると私は思うのです。

人と人の絆や縁も目に見えませんが、確かに存在し、私たちを美しい世界へ誘ってくれるように思えるのです。

 

昔から私たちの身近にあるありふれた形であっても案外に深い意味合いや歴史があることがありますね。

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